新年のご挨拶
2016.1.1
謹んで新春のお慶び申しあげます。
皆さまにおかれましては、希望と期待に満ちた新年をお迎えのことと、
心よりお慶び申しあげます。
昨年は私自身にとりましても例年以上に様々なことがございました。
皆さまから賜りましたお支え、励ましに日々感謝させていただいた一年でございました。
何よりもまず、父、佐々木両道が急逝しました折に皆々さまからご厚情を賜りましたことに、
あたらためて深く感謝申し上げます。父として、政治家として、その背中から学んだ佐々木両道の想い、
その志を私自身しっかりと受け継いでまいる所存であります。
そして、皆さまからの力強いご支援を賜り、宮城県議会議員3期目としての県政の場に
お送りいただきましたことに心より御礼申し上げます。
今後も初心忘れることなく、日々全力で活動して参ります。
一人でも多くの県民が実感できる復興の加速化を目指して~県会議員としての責務
震災復興5年目となる本年。宮城県における震災復興計画10年間の折り返し期間ともなる1年となります。
着実な歩みを感じる中で、沿岸部と内陸部の格差も切実なものとして受け止めておるところです。
本年も一人でも多くの県民が実感できる復興の加速化を目指して日々活動して参ります。
新たなる任期でのこの度、県議会においては文教警察委員会の委員長を拝命いたしました。
宮城の子供たちのための教育、そして地域の安全という教育委員会と宮城県警を所管する
委員会の委員長として各課題に取り組んで参ります。
震災の影響を受け、未だ県内全学校が均一的な教育環境に整っていない状況にあり、
一日も早い環境整備の実現に向けて取り組んでいかなければなりません。
また、何といっても教育再生こそが、日本再生の根幹であるものとして、
質の充実化と環境整備のソフトとハードの両面から宮城県の教育の各課題に取り組んで参ります。
また、昨年の国連防災会議に引き続き、本年は7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議が
仙台において開催されることが決定しております。テロが国際的な問題となっている最中に行う国際会議として、
県内における警備体制を万全なものとなるようこれから準備を進めていかなければなりません。
世界が注目する国際会議の開催を、震災から復興している宮城の姿を世界に向けて発信する機会となるよう、
今後しっかりと取り組んで参りたいと思います。
今こそ動かなければならない。日本の礎をつくり、宿願をかなえる1年に。~政治家としての責務
本年の7月には参議院選挙が予定されております。現在の安倍首相のもとの長期政権運営において
国内外における各課題に取り組むことが、これから数十年先までの日本の礎をつくるものであると考えます。
参議院選挙においてしっかりと国民の新たな負託を受け、盤石な政権基盤をつくり、
自由民主党の党是でもある日本国憲法の改正の実現にさらに進んでいくよう、
私自身も自由民主党に籍を置く一人の政治家として本年も党勢の拡大に務めて参りたいと考えます。
また、昨年末には韓国との慰安婦問題に向けた国家間協議が行われ、具体的な成果も残すことが出来ました。
現在の安定した政権運営があってこそ外交においても着実な成果があげることができたものと考えます。
この政権基盤があり、安倍首相であるからこそ、今年こそ北朝鮮の拉致問題の一日も早い解決の実現を
切に願わずにはいられません。被害者のご家族の高齢化もあり、もはや一刻の猶予もない問題であります。
これまでも拉致問題に取り組んできた政治家の一人として、国民の宿願である拉致問題解決、
そして、ご家族の支えとなる活動を精力的に行ってまいります。
本年も、私、佐々木幸士は誠実に、謙虚に、そして大胆に活動して参ります。
どうぞ、変わらぬご指導、ご鞭撻をお願い申し上げ、皆さまに対する新年のご挨拶とさせていただきます。
地域で、議会で、様々な現場で、見て、聞いて、感じたこと、皆さまの声を形に、
皆さまと共に作り上げる「次の世代へ託す宮城づくり」のために活動して参ります。
本年も何卒よろしくお願い致します。
宮城県議会議員 佐々木 幸士