5月5日はこどもの日
2010.5.5
私は家に帰りますと二児の父親であります。
今年の3月19日二男誕生。
議員の仕事とともに、日々勉強、奮闘しているのが父親としての生活です。
目を離すことができないやんちゃ盛りであります。
子供の成長に喜びと驚きを感じながら毎日を過ごしております。
長男(3歳)が生まれたのは、2006年1月21日。
私は来るべき春に行われる県議会議員選挙(2006.4)に向けて、
前職を辞し、準備活動をしておりました。
しかし、この時点で子供を養う父親としては「無職」…
その時は目標に向かって、ただひたすらに前に進む日々でした。
皆さまの温かいご支援を賜り、おかげさまで現在に至りますが、
なんとも思い切ったことをしたものであると子供の笑顔の前で
今だから振り返れるところです。
親から育てられて一人立ちしたときに親のありがたみというものを知り、
そして今こうして子を持ち、自分自身が親となったときさらに
親というものの苦労をはじめて知り、思うことは我々の親たちやその前の世代の方々が
苦労をしながらも当たり前に行ってきた子育てが、なぜ政治課題となるべくまで
負担となり、支援やサポートが必要となったのかということであります。
このことは十分に考えていく必要があると思います。
子を持つ親としての尊厳、責任があるからこそ、それにともなう労力があり、
たとえ時代の流れや社会環境の変化があるといえども、それらを給付と負担という
言葉だけで片付けてはいけないことも感じます。
たくさんの子供たちの中で育った世代として、そして今、親という立場を
現役でつとめる世代として、私たちの世代はこの少子化・子育て支援という課題に
次の世代へより良い子育ての環境を託せるように、頼ることだけを目的とせず、
自分たちで行えることは行動を起こし、大きな声を発していかねばならないのかもしれません。