石巻市行政視察
2010.5.16
地元の本木県議(石巻選出)とともに、県東部振興事務所、
石巻漁港を調査してきました。
伊達藩統治下においては、水運交通の拠点に位置する「奥州最大の米の集積港」であり、
金華山沖漁場を背景に漁業の町として栄え、昭和39年以降は石巻工業港が開港してからは
パルプ製紙工場を中心とした工業都市でもあります。
県東部振興事務所管轄の事業費ベースの予算は34億円。
(昭和50年当時、石巻振興事務所農業振興部予算は約50億円)
予算額で事業の善し悪しを判断することは良いことではないが、
過去を省みたとき、正直驚きでありました。
県の事務事業の執行はもちろんのこと、石巻圏の更なる発展のためには、
予算のない中、市・町・産業界とより強い絆の連携していくことが何よりも必要であります。
また、世界三大漁場である金華山沖から水揚げされる豊富な魚介類が
水揚げされる石巻魚市場(写真の通り直線距離で約600メートル)の社長さんとも、
漁港の冠水対策など意見交換をさせていただきました。