参議院議員選挙を終えて
2010.7.13
第20回参議院選挙が終了しました。
結果は皆さま周知のとおり自民党は15議席増やし、改選参議院第1党となり、民主党政権の
単独過半数を阻止することが出来ました。選挙区では、新生自民党の同士である熊谷大さんが
現職の民主党候補を抑え、トップ当選。
比例では必ずや捲土重来を期してくれると願っておりました中野正志さんは、
残念ながら当選することはできませんでした。喜びと無念の思いが交錯する結果となりました。
お二人の当選のため、私も個人演説会、街頭、電話、葉書と微力ながら皆さまに訴えさせていただきました。
ご支援ご協力いただきました皆さまへ厚く御礼を申しあげます。
この度の選挙は失政が続いた現政権のこれまでを総括する中間試験でありましたが、
突然振って沸いた「消費税」に議論は偏重し、行われるべき議論が消化不良になったようにも思えます。
また、自民党は議席を増やすことはできても比例の得票数では民主党が上であり、新しい変革への
期待値がみんなの党の躍進に大きく流れたことを厳粛に受け止めなければなりません。
そして、現職候補が落選し、若い世代の新人候補が各地で当選したことは、
現況の閉塞状況を新しい力で打破して欲しい民意の切望と感じました。
皆さまが求めていることは、根拠のない耳ざわりの良いその場しのぎの言葉ではなく、
確かな行動力・実現性のある希望なのだと今回の結果を見て感じる次第です。
この選挙の結果には、まだ本当の勝者はいないのではないのでしょうか。
政治への確かな信頼を取り戻すべく、私も日々の活動に襟をただし、誠実に謙虚にそして、
大胆に行動発言して参ります。