「みやぎ発展税」とは
2007.7.25
7月20日
会派総会の前に、村井知事より「みやぎ発展税」の説明を受けました。
※「みやぎ発展税」とは
①税制の内容:
県内で事業を行う法人に法人事業税を5%上乗せ、課税する。
ただし、中小企業等の税負担能力に配慮し、
資本金等の額が1億円以下かつ所得金額が4000万円以下の法人については対象外。
②実施期間:
平成20年から平成24年まで(5年間)
③想定税収:
単年度で約30億円(5年間で約150億円)
超過対象法人は県外6978社、県内1100社。
④導入理由と使途:
富県戦略、県内総生産10兆円の達成に向け、
産業振興と産業基盤の整備(125億円)
—–内訳—–
◆企業集積促進(100億)
◆中小企業技術高度支援(10億)
◆人材育成支援(5億)
◆農林水産業の競争力強化(10億)
近い将来確実に発生することが予想されている
宮城県沖地震の備えの震災対策(25億円)
—–内訳—–
◆災害に対する産業活動基盤の強化(20億)
◆防災体制の整備(5億)
以上の施策を展開するため。
⑤超過税実施県:
東京・神奈川・静岡・愛知・京都・大坂・兵庫
増税という政治生命を懸けての、みやぎ発展税の導入の決断に
「県内総生産10年後に、10兆円へ引き上げる目標」を必ず達成させるのだ、
という村井知事の強い意気込みを感じました。
9月の定例議会への関連条例案の提出、しっかりと研究・調査をし、
議員として決断して参ります。