宮城県の農林水産関係被害
2011.4.30
宮城県の農林水産関係被害は約9372億円
農林水産関係者は自宅や船、漁港、漁具、農機具、農地を失い、
借金だけが残っているのが現状です。
そして、沿岸部を中心とした田畑には未だガレキが広範囲にわたり、
散在し、ヘドロが堆積されております。
また、津波による冠水に伴う塩害被害も深刻です。
今後の農地災害復旧として、大津波被害を受け機能停止している
基幹排水場(沿岸部ほぼ全滅)の応急復旧やガレキが堆積し
流水機能が停止している幹線排水路の機能回復を急がねばなりません。
5月下旬からの梅雨や台風などの豪雨により、被災地での人家、
道路、農地等の冠水などの2次被害の災害発生は防がねばなりません。