復興の完遂から次の世代へ託す宮城県のために
2019.5.11
復興の完遂から次の世代へ託す宮城県のために
県民の皆さまから新たな負託を頂戴する次の4年間は、この復興の完遂をしっかりと形にするとともに、復興の先を見据えた次の世代に託すこれから宮城県の在り方の議論を深め、さらなる施策展開を図る重要な任期になると考えております。
東京一極集中の是正、地方の人口減少への歯止めを目的とした、地方創生の各施策展開により、長らく叫ばれ続けた「地方の時代」という言葉は、ようやく現実味を帯びてきているところです。
国政の場ではこれまで、社会保障制度など重大な議論が先送されてきましたが、今や待ったなしの状況であります。
地方には地方の、国には国の、様々な課題があります。昨今の「不安を隠すこと」や「不安をあおること」が散見されるような政治状況においても、多くの皆さまは「今」そして「これから」の自分たちが向き合う現実を冷静に受け止められており、「不安を具体的に示し、解決する覚悟」を政治に望んでいるものと考えております。
また、宮城県の復興の完遂後に迎えるこれからの議論には、地方としていかに自立し、持続可能な地域の仕組みづくりを考えるのかという「経営的視点」も大変重要であろうと考えております。
この職を志したときからの政治への想い、「政治とは税金の公正かつ最も効率的な運用・分配のシステムをつくることである」 この言葉を具現化させるためにも、今を生きる者の責任として、しっかりと課題に向き合い、「自分たちの時代を自分たちでつくる」 という覚悟と一念をもって、これからの宮城県の未来の道筋を形にする活動を行って参ります。