今期最後の第77回会派総会を終えて
2022.10.28
本日、私が会派会長としての第77回会派総会が開催され、現役員の任期も今月末であるため今任期最後の会派総会となりました。
先の9月定例会において、会派に所属する議員があっせん利得処罰法違反により逮捕起訴されるという異例の事態を引き起こし、官民をつなぐ政治家の在り方と信頼を大きく損なわせることとなってしまいました。この事態の収拾と、新たな綱紀粛正の道筋をつけるため、県民皆さまからの信頼回復はまだ途上でありますが、今後さらに県議会議員の行為規範の議論を深め、信頼回復に向けた議会改革の歩みを進めて参ります。
さて、昨年11月に宮城県議会所属会派である「自由民主党・県民会議」の会長を拝命致しましたが自由民主党・県民会議は村井県政の施策推進を支える県政与党として最大会派でもあります。経験豊富なベテラン議員から行動力にあふれた若手議員まで多士済々が所属しており、各々が宮城を思いながら議会活動を行って参りました。村井県政の全てに「YES」を唱える補完的立場の会派ではなく、自分達の政治信念に基づいて時には知事と逆の立場にも立つこともあり、宮城県の未来を次世代に責任を持って託すために是々非々の議論を行うこともありました。
これからの宮城県政には課題が山積しています。また、「ポストコロナ」にむけて社会活動が加速していくこの時期に政治の停滞は許されません。皆さまより負託された思いを真摯に受け止め、11月からは新たな役員体制のもとでの会派運営がスタートとなりますが、一層のスピード感を持って国、そして県に施策を求めて参いりたいと思います。引き続き温かいご支援を賜りますようお願い申しあげ、会長退任の挨拶とさせていただきます。
1年間でありましたが、本当にお世話になりました。
心より感謝申しあげます。