京都府ヤングケアラー総合支援センターを視察
2023.1.26
全国の調査結果推計すると京都府内で家族のケアをしている子供は約6000〜7000人いると考えられております。
相談件数は約320件。
小中高校生の世話の対象は兄弟、大学生は母親が最も多く、中学生は見守り、高校生は家事が多い状況です。
ヤングケアラー総合支援センターは、併設する京都府ひとり親家庭自立支援センターと連携し、相談事業やヤングケアラーの広報活動を行なっております。
また、京都市をはじめ府内市町村と一体となり、その取組を進めております。
ヤングケアラーと言うと、一見悪いイメージがありますが、家族ケアの経験は良い面(思いやりや責任感を育む。病気や障害に対する理解、ケア経験を通じた成長等)もあります。
一方で過度な負担が続くと、子供の心身の健康が維持増進されない。学習面の遅れや部活等ができない。進学や就職にも影響するなど、良くない影響もあります。
ヤングケアラー支援は多岐にわたり、親子、家庭への総合的な支援が必要です。宮城県への取組にいかして参ります。