「国際シンポジウム~世界が見た日本の食と農~」に出席
2007.9.25
第51回国際農業ジャーナリスト連盟世界大会2007
日本大会が仙台で開催され、出席して参りました。
参加者は欧米を中心に世界およそ30カ国から
180名の農業ジャーナリストが来仙しました。
日本の農業の国内総生産(GDP)における割合は8兆5000億円(GDP割合1%)。
日本の農業現場は小農家(自給中心)。
課題を大きく分類すると「小規模」「高齢化」「価格の下落」
これからの日本の農業を考える時の大きなキーワードは
①「国際化」・・・ 農産物自由化におけるWTO農業交渉
②「食料自給率」・・・ 日本国内自給率39%(依然自給率が伸びていない)
③「農村をだれが支えるか」・・・ 若者の就農(何でも自由に作れる資金と農地)・
中山間地域農家(環境農業のあり方)
以上①~③の問題をクリアにし、就農者への明るい展望が必要であり、
農家にとっての関心、問題はどこにあるのか直接意見を聞き、
探っていくことが必要であります。
どの国の参加者も自国の農業のどうすべきか?
それぞれの国において課題があり、もちろん上記のような日本と
同じ課題を持っている国も多数ありました。
世界の農業を一緒に考える素晴らしい機会でありました。