北朝鮮人権週間講演会
2011.12.10
救う会宮城主催、宮城県議会拉致議連(私が事務局長)後援による
講演会が開催されました。
「北の悪政を暴く脱北者の声」というタイトルで、
北朝鮮より中国経由で2007年に脱北した木下ヨシオ氏。
同じく2000年に脱北した井川勝氏。
お招き致しました。
日本人において、北朝鮮という国は独裁国家で
貧しい国であるということまでは、ほとんどの国民は知っております。
しかしながら、北朝鮮の住む人々がどのような暮らしをし、
どのような人権侵害を受けているのか。
ほとんどの国民は知り得ておりません。
例えば、政治犯収容所。彼らお二人の言葉を借りれば、
そこは牛や豚を「と殺」する場所と一緒であるという表現を使っております。
また、65年の永きにわたり、独裁政権が続いているのですから、
なぜ、デモは起こらないの?という質問をよく日本人から受けるが、
デモどころか、厳しい密告制度をしいていて、
独裁政権の悪口を言っただけで、先の収容所に
家族・親類共々連行される統制がしかれているのが現状であります。
日本が日本人がお隣である北朝鮮の人権問題を国を挙げて取り組まなければなりません。
アメリカという国は人権報告を各国ごとに出しております。
戦後65年、自国の問題や経済的援助ODAのみを中心に行ってきたものを改め、
今こそ、アジアの大国として、北朝鮮や中国等アジアの人権問題を
積極的に取り組む時期であります。