仙台医療圏の病院再編地域説明会
2024.4.28
仙台赤十字病院と宮城県がんセンターの統合による病院再編について、地域説明会が東北工業大学八木山キャンパスで開催されました。
仙台赤十字病院は、経営的課題や老朽化等の現地建替えの課題と複合的な課題を抱えており、病院再編による名取市への移転計画が基本合意されております。
私は昨年の県議選や県議会においても一貫して申し上げておりますが、宮城県と仙台市が連携し、急性期病床から回復期病床への患者移行が適切に行われるよう、病院移転前の所在地域(八木山地区周辺)へ回復期の医療体制を構築するなど実効性のある対策を講じ、地域への影響を配慮することが必要であります。
病院移転前の所在地域である八木山地区周辺において、地域医療を支える「初期救急と回復期病床を備えた後継病院」が必要であり、また仙台市立病院や新赤十字病院のバックアップ機能を要した後方病院の連携強化や地域包括ケアへの移行と役割に応じた施策強化も図っていかなければなりません。
基本合意は議論のスタートとして捉えて引き続き、県民皆さまをはじめ、宮城県や仙台市、仙台市医師会太白区ブロック皆さま方々と、将来を見据えた医療提供体制の構築のため、冷静な議論を続け提言して参ります。