宮城県私立幼稚園PTA連合会総会
2025.6.3

平成29年度から会長職を務めておりましたが令和7年度より渡辺勝幸新会長にバトンを繋ぎました。
宮城県私立幼稚園PTA連合会会長として、8年間、皆さまのご協力のおかげさまで無事会長職を務めことができました。
心より感謝申しあげます。
本会としても長年政府に要望して参りました幼児教育・保育の無償化が実現の形となり、幼児教育の振興に大きな力となっているところでございますが、子供たちや職員の皆さまにとりまして、より良い環境づくりのためにも、現場に寄り添い、現場目線から、幼児教育の質の充実のため、公定価格の引き上げを含めさらなる課題解決に向け、引き続きの活動をしていかなければなりません。
宮城県においては10年間の中期総合計画として策定した「新・宮城の将来ビジョン」の中で、「社会全体で支える宮城の子供・子育て」という政策推進の基本方針を設定しております。本県における子育て政策の重要性、その位置づけに大いに期待しているところであります。
また、物価高としてあらゆる物の値段が上昇し、皆さまのご家計も厳しい状況にあると思いますが、幼児教育の現場もその厳しい環境下に直面しているところでございます。そうした窮状をご理解いただきたく、本年の1月29日に村井嘉浩知事、高橋伸二県議会議長に鎌田文惠宮城県私立幼稚園連合会理事長と共に幼児教育の現場に対する継続支援と環境改善を求める要望書を提出させていただきました。
宮城県の子供たちが良質な幼児教育を受けることができる、その具現化こそが、本会の活動に直結するものと考え、会長職を務めさせていただきました。
会長職は退きましたが、引き続き、幼児教育の現場のお声をお聞きし、しっかりと県政の最前線に届けてまいります。
そして、私も親として、二人の子供達に深い愛情を注いでまいります。
長男大学生、次男高校生と大きくなりましたが、親は一生親であります。
