鳥獣被害対策調査特別委員会「県外調査」
2025.6.11

特定非営利法人ピッキオにて
2024年指定管理鳥獣に追加されたツキノワグマは全国的に分布域を広げております。
軽井沢町においては、問題個体であるクマの保護管理に力を入れており、調査データに基づき25年にわたり、クマ対策ゴミ箱設置や電気柵、通学路沿の藪払いによる緩衝帯整備やベアドッグによる追払いなど人との共存の取り組みが進められております。このように、予算と時間をかけておりますが、人間活動エリアによる人身事故は15年間ありません。
長野県環境保全研究所にて
個体分析に基づく選択的捕獲と被害地管理によるツキノワグマ対策の推進や生態・モニタリング調査を行い、増えすぎたニホンジカを年間4万頭捕獲目標に適正な生息密度に維持する取り組みを行なっております
明確な選択的捕獲と捕獲目標を維持するためには、猟友会をはじめ現場への支援は重要です。
長野県下高井農林高校にて
地域のクマ被害を減らすため、高校生による「シブガキ応援隊」が放置された柿や高齢により柿の収穫が難しい方の収穫をお手伝いする面白い取組を調査できました。収穫後は高齢者の施設入所者とともに干し柿をつくりを行い、世代間交流にも繋がっております。また、耕作放棄地の緩衝帯整備を行い、動物が近寄りづらい環境を地域ぐるみで行なっています。
(株)うぃるこにて
科学データと知見に基づいた集落環境診断(分析予測)を行い、依存型被害対策から自立型被害対策に移行する被害防除・捕獲・環境整備の対策を実施していくことにより、地域自らが主体性を持って、野生動物と人間の共存を目指す今後のあり方について、考えさせられる視察となり

