県議会5月臨時議会
2012.5.30
5月24日、25日の2日間。
県内最後のガレキ2次処理施設(気仙沼ブロック)等の6議案が可決されました。
気仙沼ブロックはガレキ処理施設の民有地割合が非常に多く、
また、地元の反対等もあり、大震災から1年2カ月。ここまでに至っておりますが、
スピード感に欠ける面は否めません。
気仙沼ブロックのガレキはこの2次処理施設にて、全て処理される計画であります。
この議案を審査するにあたり、宮城県内の大震災で発生した県が広域処理する
ガレキ全体の量が当初見込んだ約1100万トンから、約676万トンに減少する
見込みになる旨の報告がありました。
県内の処理量が圧縮されたわけでありますから、これまで委託契約をした
2次処理施設の契約の見直しを9月定例会にて、変更する旨の報告もありました。
また、県外自治体に要請するガレキ広域処理量も当初の約354万トンから
3分の1に圧縮され、約114万トンになる見通しが示されました。
県外への要請も引き続き行っていくことと同時に必要なことは、県内8カ所の2次処理施設間、
特にガレキ処理のスピードが速い、仙台ブロックと亘理ブロックへの搬出等、
県内のガレキ処理を最大限進めていくことが必要であります。