宮城県仙台第一高等学校創立120周年
2012.11.10
先月、私の母校である仙台一高の創立120周年祝賀会に参加して参りました。
この記念行事開催まで、ご尽力されました先輩皆さまに厚く御礼申しあげます。
高校在学時は、硬式野球部に所属をし、大好きな野球に没頭し、
勉学の方はイマイチの成績でありました。
この祝賀会で配られたパンフレットの中に母校の校訓が書かれたものを久しぶりに目にしました。
その校訓は「自重献身」
自重を以テ己ヲ律シ献身ヲ以テ公ニ奉ス。明治39年6月6日
今、私は政治の世界に身を置いておりますが、
「自重を以テ己ヲ律シ献身ヲ以テ公ニ奉ス」
まさにこの校訓の意味することを忘れずに行動・発言して参ります。
※「自重献身」解説←仙台一高HP抜粋
日露戦争前後、全国的に生徒の気風が乱れ、頽廃的傾向を生み出しつつありました。
このような風潮を刷新するために、明治39年6月6日の開校記念日に、
「自重献身」の校訓が制定されました。
この「献身自重」のモットーは、当時の川田校長の発案で、種々討論の結果作成されました。
川田校長先生いわく、『「献身」とは自己否定を意味し、これこそが善の最大なるもので、
これなしでは人格の完成は 不可能である、また「自重」とは「献身」と矛盾するものではなく、
良心の命令に従って私利私欲を滅し、人格を完成することがもっとも自己を尊重するもので、
これこそが本来の自重というもので ある。自己否定の献身の精神は、人格完成の唯一の途であり、
自己を最も尊重することになる。』ということになります。