県政報告２０１９～秋保に県立知的特別支援学校新設へ～

本県の特別支援学校の児童生徒数の推移をみても、この10年で3割増加しとおります。

その中でも、知的障害特別支援学校における児童生徒数は、40％増加しており、特別支援学校の狭隘化が進み、特に、仙台圏域においては、特別支援学校の新設を求めるお声を文教警察委員長を務めていた際、切実なお声をお聞かせ頂きました。

このような現状を踏まえ、議会において、新設を求める政策提言をさせて頂き、秋保地区に令和6年4月に開校する運びとなりました。

障害を抱える児童生徒をもつ親は、たとえ自分の子供に障害があっても可能な限り社会人として仕事を持ち、地域社会で自立することを願っております。そして、そんな家族の願いが形となるよう一人一人が尊重され、成長できる環境として、学校や地域からも子供達に深い愛情が注がれる社会となることが私達県民の願いでもあります。

東北屈指の温泉街でもあり観光地でもある秋保地区の特性を活かしながら全国屈指の知的特別支援学校となれるよう、太白区選出の議員として、皆さまのお声を頂戴しながら、開校までの歩みをしっかりと支えて参ります。