宮城県地方選挙自由民主党公認證交付式
2023.6.4
秋の宮城県議会議員選挙にあたり、自由民主党公認をいただきました。
私の決意の一旦をお読みいただければ幸いです。
皆さまの温かいご支援のおかげさまで宮城県議会議員として政治活動させていただき、4期16年の月日が過ぎようとしております。県民皆さまから新たな負託を頂戴する次の5期目への4年間は、ハードからソフトに転換している震災復興への取組を風化させることなく施策を継続していくこと、さらに、ポストコロナへ向けて、宮城県の経済活動社会活動の再起動への取組が重要な任期になると考えます。
そして、これからの宮城県政において少子高齢化とともに人口減少が急速に進む中で、いかに次の世代に向けて負担を残さないようにしながらも、より多くの県民に恩恵を与えることができる社会資本整備の構築、その在り方を引き続き議論していく任期となります。
4期目の任期中においても水道事業の官民連携、美術館と県民会館の集約化の議論など県民世論を二分する議論もございました。様々な立場からの意見を集約させ、宮城県として取るべき選択肢に対し、現時点の最善の結論を残す。その決断過程の一翼を
担う立場にあることの重責をあらためて強く感じた任期でもありました。今を生きる側の視点、次の時代を創造する側の視点、全てを納得させる形に結果を残すことは現実的に困難なことが多く、私自らも選挙区地域の代表という立場にとどまらず、県民
の代表として、また、世代の代表として、様々な立場から俯瞰した視点で、常に是々非々の議論で厳しい決断が伴う覚悟を持ちながら、あらゆる県政課題を議論して参りました。
また、県民世論を二分するような議論が起こる中、議員としての活動で強く感じたことは、日ごろから地域の方々と接する私達議員が先頭となり、丁寧に地域を歩き、皆さまのお声を集める機会を設けることで、宮城県としてのさらなる議論の深まり、理
解の浸透度をつくることができる、その責任の重さと活動の意義を感じるとともに、議員活動の原点でもある「県民皆さまの声を形にする」その初心としての思いをあらためて強く感じた次第であります。
自ら初心を引き続き忘れることなく、「誠実に、謙虚に、大胆に」、次の世代に託す宮城をつくるため、16年間の活動で得た自らの力を余すことなく注ぎ、自らが発信する言葉の力、職責の重さを、時の流れとともに改めて真摯に受け止め、自由民主党に籍を置く宮城県議会議員の一人として、これからも全力で活動して参ります。
人口減少社会に立ち向かうこれからの厳しい局面の中での宮城県政においては、地方としていかに自立し、持続可能な地域の仕組みづくりを考えるのかという「経営的視点」も重要な議論になるものと考えます。私がこの職を志したときからの政治への想い「政治とは税金の公正かつ最も効率的な運用・分配のシステムをつくることである」この言葉を具現化させ、いつのまにか、なんとなく、自分たちの生活が豊かになる時代、誰かに任せている時代ではなく、「自分たちの時代を自分たちでつくる」この覚悟をもって、稼げる宮城の実現。そして、そのためのふるさと宮城の未来の道筋を形にする施策展開をして参ります。
最後に、党是でもある「現行憲法の自主的改正」その活動にも地方政治家の一人として宮城県における気運の醸成と議論の高まりに引き続き努めて参ります。
激動する国際社会の中で、今こそ日本という国の本質が国民に対してだけではなく、
世界に対しても求められております。唯一無二の古き良き世界も認める我が国の伝統や文化。そして、「命の尊さ」「家族の絆」「故郷を愛する心」「国家の尊厳」「日本人の公共心の高さ」という大切なものを守るべきものとして守り、政治の中で具現化できるのは保守政党である自由民主党以外にありません。
健全なる保守理念の下、人間の生きる力を信じ、自助・自立の精神の中にある人を想い、人と人が触れ合う「温かさを支える、創り出す政治」を行って参ります。これからも自由民主党に籍を置く地方政治家として、戦う情熱と誇りを持ち、県民から信頼される政治へ、さらに邁進して参ります。