自民党青年局「TEAM-11~継続は絆なり」被災地訪問(岩沼市・名取市)②
2012.5.26
岩沼市において、地元の村上ともゆき県議のご案内で仮設住宅の
皆さま(約100人)と意見交換をさせて頂きました。
国・宮城県・岩沼市への要望等が相次ぎ、井口岩沼市長をはじめ
国会議員・県会議員がそのご意見に応える形で行われ、
あっと言う間に予定の時間が過ぎてしまいました。
その中で中心的に意見交換したのは、仮設住宅における
追い焚き炊き機能のついたお風呂の問題であります。
追い焚きが必要かと言う問いに対して、下記のような様々な答えが返ってきました。
・仮設住宅には必要であるという人
・追い焚きは必要だと思うが冬場のガス代支援でも良いのでは
・追い焚きは希望者のみでよい
・当初は追い焚きが必要だと思ったが集団移転先への移転費用に回したほうが良い
・追い焚きについては我慢すべきところは我慢することも必要
との多くのご意見が出されました。
追い焚きは、無いよりはあった方が良いわけであり、
その費用負担分(税金)の使い道として、もっと有効活用した方が良いのでは
という意見が体制を占めていたように感じました。
今後、宮城県においては仮設住宅の風呂の追い焚き整備を
行っていくわけでありますが、県内の町発注分を除く県の
対象戸数は約20,000戸であります。
希望世帯のみ整備する方向でありますが、
希望世帯の調査や施工業者の確保、室内工事が必要なため、
入居者の立ち会いに伴う工期の日程調整等、様々な課題があります。
名取市においては、見なし仮設住宅(民間借上住宅)に
現在避難生活をされております閖上地区にお住まいになっていた
皆さまと意見交換を致しました。
閖上地区の現地再建における土地区画整理事業の
問題(会場皆さま現地再建に反対)やこれからの住宅建設における
個人の2重ローンの問題等、多くのご意見を頂戴致しました。
ここの会場からも言われたことでありあますが、
行政には伝わらない「声なき声」を拾うために、
今日のような機会を継続的に行っていく重要性を改めて感じました。
~継続は絆なり~