京セラ千葉県佐倉工場視察
2008.3.17
地球温暖化対策の一環として、
太陽光発電の普及を進めるため、
一般住宅の太陽光パネル設置を現在の約40万戸から2030年度までに、
全世帯の約3割に当たる1400万戸に拡大する政府計画を、
今年の北海道洞爺湖サミットで表明する。
これに伴い、京セラは10年度に
生産量を3倍に引き上げる方針を打ち出しており、
メーカーが増産体制に入れば、初期費用の低下が期待できます。
(現在の住宅用太陽光発電設備は約100万~200万円)
佐倉工場は研究開発を主に行い、
ここでエネルギー効率を高めたモジュール(太陽光パネル)を開発し、
生産ラインに流しております。(そのほとんどは海外市場向け)
技術担当者と多くの意見交換もさせて頂きましたが、
太陽光発電は温暖化につながる二酸化炭素や騒音が発生しない上、
設備の寿命が長い点は永い間支持され続けておりますが、
住宅用太陽光発電設備は依然高く、発電コストも含めた低価格化が課題であります。
また、一般家庭・企業向けの公的補助制度が
どのような形になっていくのか、国の動向を注視して参ります。
約20年後の2030年、宮城・仙台の地にソーラー化の
「住宅」・「ビル」・「工場」等が普及し、
世界最先端の環境に優しい社会の実現のため発言・行動して参ります。